愛知民医連の結成のきっかけは、1959年に、この地方を襲った「伊勢湾台風」のときの救援活動でした。全国から駆けつけた医師をはじめとする民医連の医療従事者の姿を見て、地域住民の間に「あんな医師のいる診療所がほしい」、「自分たちの診療所をつくろう」という要求が高まり、地域の人々の努力の積み重ねの末に1963年3月24日、県下の4診療所が集まって結成されました。

現在、愛知民医連は7病院(1455床)、16診療所、5歯科診療所、2保険薬局、11訪問看護ステーション、4介護老人保健施設(400床)があります。 医師約180名含む常勤職員約2200名が”医療は地域住民の要求に根ざしたものでなければならない”という理念のもと、日々医療活動に取り組んでいます。