主人公はあなたです!
「これやりたい!」「学びたい!」が出発点!
金銭面だけでなく、広い視野と自主性を持った
医師に成長できるよう、サポートします!
奨学金制度の概要
目的
将来民医連の医療を担う医師となるため、医学・医療の勉強に励むとともに、民医連綱領をはじめとする、無差別・平等の医療と福祉の実現について学びます。また、今日の医療をめぐる様々な諸問題も含め、広く社会的な視野をもった医師として成長していけるよう幅広い学習にとりくみます。
奨学金の貸与額
1年~6年生 月額上限10万円
対象
- 医学部医学科に在籍の方または、医学部医学科への進学が決定している方で、本制度の目的をご了承いただいている方(原則、日本国内の医学部医学科が対象)
- 民医連綱領を学びながら奨学生活動に参加する趣旨に賛同する医学生
貸与期間
奨学金は、申請のあった月から卒業予定の年月まで
返済免除
医師免許を取得後、愛知民医連の事業所で医師として貸与月数と同期間勤務した場合は、奨学金の返済を免除します。
申し込み方法
奨学金申請の流れ
病院実習・医師面談
愛知民医連の加盟病院へ実習・見学を行います。医師や担当職員から民医連について、奨学金についての説明を受けます。
書類準備
病院実習、医師面談を行ったあと、奨学金の貸付を希望される方は、書類の準備をします。奨学金申請に必要な書類は以下の通りです。
- 医学生奨学金貸付申請書
- 履歴書
- 契約書3通(借主、保証人の住所、氏名、捺印)
- 保証人の住民票、印鑑証明
理事会審議
愛知県民医連理事会にて申請書および面談を行った医師の報告を踏まえて審議します。
支給開始
理事会にて承認があれば、手続きは以上です。承認された月より奨学金を支給します。(申請から支給開始まで2~3か月かかります)
奨学金制度のポイント
Point1医師・研修医とともに
学習会等の企画で、つながりができます。大学にはない魅力です!!
Point2いのちの平等
「命の尊さ」「平和への願い」を医療人として学ぶ機会を設けています!
Point3将来の仲間づくり
全国の奨学生の交流会もあり、将来ともに働く仲間づくりが学生の頃からできるのも魅力!!
奨学金制度の特徴
- 愛知県外の大学でもOK!愛知民医連で奨学金を貸与している学生は、全国の大学にいます!
- 愛知民医連の奨学金制度には利子はつきません!
- 愛知民医連の奨学金制度を利用するにあたり、収入審査は必要ありません!
- 医師免許取得後、貸与期間と同期間愛知民医連で勤務すれば奨学金の返済は免除!
奨学生になったら
将来民医連の医療を担う医師となるため、医学・医療の勉強に励むとともに、民医連綱領をはじめとする働く人びとの命と健康を守る医療、無差別・平等の医療と福祉の実現にむけて学びます。また、今日の医療をめぐるさまざまな諸問題も含め、広く社会的視野を持った医師として成長していけるよう幅広い学習に取り組みます。
具体的には、
- 愛知民医連の病院実習に参加
- 奨学生会議に参加
- 民医連の取り組む学習会など様々な取り組みへの参加
- 毎月愛知民医連担当者との面談
などがあります。
奨学生活動
奨学生会議(月1回開催)
大学の授業では習わない患者さんに寄り添った医療を学び、将来どういう医師になりたいか、民医連の医療とはどのようなものか、いま日本ではどのようなことがおこっているのか、様々な興味、関心をもとにじっくり学習と議論をし、交流します!
ランチミーティング(週一回開催)
職員がおいしい昼食を準備して待っています。(食事代は無料です)
他大学・先輩・後輩の垣根を越えて仲良くなろう!!
病院実習(日時や内容は要望に応じて)
現場を見ることで将来像を考えたり、患者さんとの接し方を学んだり…百聞は一見にしかず!
大学病院では5年生から始まる臨床実習、市中病院の見学も高学年からの受け入れが一般的ですが、愛知民医連加盟事業所では低学年から受けいれています!!
奨学生になってから卒業するまでに、愛知民医連の5病院で実習を行ってもらいます。
奨学生合宿(年数回程度開催)
医学・医療の問題にとどまらず、幅広く社会について考えられる地域に出るフィールドワークもおこなっています。長期休暇に合わせ、遠方の奨学生も集まり、泊まり込みで学習・交流をします。
医学生のつどい(年3回開催) 全日本民医連・東海北陸地協企画
正式名称を「民医連の医療と研修を考える医学生のつどい」と言います。毎年、9月・12月・3月に行われる全国的な医学生企画であり、学ぶ内容は多岐にわたります。
そんなつどいの特徴として、医学・医療の枠にとどまらず、患者さんを取り巻く社会のことも幅広く考えていける医師となれるような企画があります。講演を聴いたり、時にはフィールドワークと称して地域に出かけたり、少人数グループで討論したり…。
つどいには多くの学びのチャンスがあります。また、民医連の奨学生や、民医連に関心を寄せる学生が日ごろ学び交流している活動をレポートしあう奨学生活動交流なども行っています。
よくある質問
奨学金を受けたいと思ったら?
お問い合わせフォーム、電話、メールなどでまずはお問い合わせください。ご希望に合わせ、奨学金の説明会や申請の手順などの日程を医学生担当よりご案内致します。
愛知以外の大学でも利用できるの?
可能です。(原則、日本国内の医学部医学科が対象)全国の民医連に担当者がおり、サポートします。
収入の審査はありますか?
特別な審査や書類の提出はありません。ご両親の所得証明書なども必要ありません。ご不安がある場合はご相談ください。
他の奨学金と併用できますか?
一部併用可能な奨学金もございます。併用を考えている方は、一度ご相談ください。
奨学金に利子はつきますか?
当連合会の奨学金制度は利子がつきません。また、奨学金貸与期間と同期間、愛知民医連の加盟病院で勤務した場合、返済が免除されます。
もし留年してしまったら?
留年時は、奨学金貸与はストップさせていただきます。進級できた際再開させていただきます。また、愛知民医連独自の貸付金制度がございます。必要な際はこちらの制度をご活用ください。
なお貸付金は返済免除できません。
担当者との定期的な面談とは何ですか?
本制度は奨学金をお渡しする事だけが目的ではありません。ぜひ奨学生活動や医療体験を通じて医師像を深めていただきたいと考えています。
そのため、定期的に医師や担当者と面談をし、近況や企画に参加した感想など意見交換をします。また、病院や地域の様子・医療情勢などもお伝えし、医学生生活をサポートします。
愛知以外の大学でも、通っている大学近くに伺って面談する事も可能です。
在学途中からでも奨学金を受けられますか?
受けられます。新入生だけでなく、学年の途中からでも奨学金を受けることができます。
将来が決まってしまうのが不安なのですが?
奨学生になると、民医連内外の学習会や企画に参加するため視野が広がり、かえって選択肢が広がります。 生活や進路の相談などサポートも充実しています。
奨学金の振り込みは?
毎月25日(金融機関が休日に当たる場合はその前日)に、奨学生本人の口座に振り込みをさせてもらいます。