地域医療の最前線を体験しませんか?
あなたの体験があなた自身の答えになる
あなたはどんな医師をめざしますか?
そのためにどんな学生生活をすごしますか?
愛知民医連はこれからの医学・医療を担う医学生の学びを支援します
皆さんの持っている「医師」のイメージはどういう姿ですか?
がむしゃらな大学病院の研修医? 島民と家族のように親しい離島の診療所医師? 国境なき医師団のように海外で活躍する医師? テレビドラマに出てくるような救急救命に力を尽くす医師?
民医連の病院・診療所の一番の特徴は、患者さんや地域の皆さんとの距離感にあります。患者さんや地域の皆さんが気軽に足を運べる医療機関、それが私たち民医連です。
実際の医療現場は教科書だけでは見えてこないさまざまなドラマに満ちあふれています。患者さんや医師をはじめ、医療スタッフと触れ合ってみてください。大学の机の上では学べない医療が見つかるかもしれません。
医療実習の特徴
大学1年生~6年生まで実習が可能です!
大学病院では5年生から始まる臨床実習、市中病院の見学も高学年からの受け入れが一般的ですが、愛知民医連加盟事業所では低学年から受けいれています!!
また、入学前実習も行っています!
低学年から実習・見学することで、医学部での学びが現場でどう生かされているかを知り、医学部での勉強のモチベーションUPにつながります。
医学生ひとり一人の希望に合わせた、オーダーメイドのプログラム!
私たちの病院・診療所実習の特徴は、医学生の皆さんの希望に最大限応えるため、オーダーメイドのプログラムということです。そのため、内容を決めるにあたり、まず医学生の皆さんになにが見たいのかをお聞きします。その上で現場と調整させていただきますので、ぜひ、みなさんの「ここが見たい!」をお寄せください。
患者さんへのむきあい方を学べます
私たち民医連は“無差別・平等の医療”を掲げ、患者さんの疾患だけでなく、その背景にまでしっかりと寄り添う医療を実践しています。現場に触れ、民医連の医師や看護師がどのような姿勢や考え方で患者さんにむきあい、医療をおこなっているのかを見てください。きっと将来、患者さんにむきあう上での参考になるはずです。
実習までの流れ
内容の相談
担当より連絡し、内容・日程の希望を伺います
プログラム決定
受け入れ先との調整を行なって、プログラムを決定しましたらお伝えします
実習当日
受入れ期間
1年間通して受け入れを行っております。特に夏休み、冬休み、春休みなどの長期休暇に参加をされる方が多いです。短期、長期かかわらず実習ができます。都合のつく日をご相談下さい。
費用
参加費はかかりません。実習中の昼食はこちらで用意します。
宿泊
当直実習の宿泊費は掛かりません。当直実習の際は夕食・朝食もご用意します。
※当直実習のみも可能です。
実習に必要なもの及び諸注意
筆記用具持参し動きやすい靴でお越し下さい。身だしなみは患者さんに不快感を与えない清潔な服装でお願いします。
※白衣・聴診器をお持ちの方はご持参下さい。
実習プログラム例
基本学習プラン
学年別プラン
2日以上実習したいという方にオススメです。
高学年(5~6年生)向け
大学の臨床実習ではなかなか体験できない、地域に密着した「プライマリ・ケア」を学ぶことが出来ます。また、研修医に密着して、実際の研修の様子を体験してください。
- 1日目
- 午前:オリエンテーション院内見学
- 午後:班会 ※1
- 夜 :研修医と交流
- 2日目
- 午前:研修医くっつき実習
- 午後:外来実習
- 夜 :カンファレンス
- 3日目
- 午前:診療所実習
- 午後:往診(診療所)
- 夜 :まとめ
中学年(3~4年生)向け
今、大学で学んでいる内容が臨床の場でどのようにつながっているのか実際に体験して学ぶことが出来ます。また実際の医療現場で様々な職種と関わりながら医師がどんな役割を果たしているかを見てみませんか。
- 1日目
- 午前:オリエンテーション院内見学
- 午後:他部署実習
- 夜 :交流会
- 2日目
- 午前:看護体験
- 午後:オペ見学
- 夜 :当直
- 3日目
- 午前:患者さんインタビュー
- 午後:訪問リハビリ
- 夜 :まとめ
もっといろいろ学びたい方に
希望に沿った内容にするために、それぞれのプランにプラスして
以下のメニューも選ぶことができます。
在宅医療実習
往診、訪問看護、訪問リハビリ
診療所実習
外来、往診
病棟実習
研修医くっつき、患者さんインタビュー
検査・手術実習
検査、手術見学
救急・外来実習
内科、外科、小児科(小児神経、乳児健診、予防接種)当直体験
福祉介護体験
みんなの家(高齢者共同住宅) 、デイケア、デイサービス
学習会
研修医カンファレンス、 医療制度の学習(外来事務)困難事例検討会
※日にちや曜日によっては出来ないものもありますので、担当者にご相談下さい。
用語解説
※1 班会
ご近所の組合員さんが3人以上集まって、血圧や尿、貧血、食生活や乳がんなど、様々な健康チェックを行います。病気の早期発見につながる、予防活動です。医療生協の職員が参加して、健康や病気についての学習会を行うこともあります。近所の仲間と暮らしの中で病気に実際の事例を通して、現在の医療の問題を考えます。
※2 MSW
医療ソーシャルワーカーのことです。医療が必要な患者さんやご家族が抱える悩みなど、治療や療養の妨げになる生活上の問題を解決するお手伝いをする、福祉の専門職です。今の社会の問題が見えてきます。
※3 組合員
民医連は地域の住民がお金を出し合って作られた病院です。そのお金を出してくださっている方のことを組合員と呼びます。病院や診療所の建設、医療機器の充実のためにお金が使われるだけでなく、病院をはじめとする施設の運営にも様々な形で参加します。
実習受け入れ病院
みなと医療生活協同組合
協立総合病院
TEL:052-654-2211
〒456-8611 名古屋市熱田区五番町4-33
南医療生活協同組合
総合病院南生協病院
TEL:052-625-0373
〒459-8001 名古屋市緑区大高2-204
北医療生活協同組合
北病院
TEL:052-915-2301
〒462-0804 名古屋市北区上飯田南町2-88
医療法人名南会
名南病院
TEL:052-691-3171
〒457-0856 名古屋市南区南陽通5-1-3
医療法人尾張健友会
千秋病院
TEL:0586-77-0012
〒491-0815 一宮市千秋町塩尻字山王1