「つなぐ “戦争の記憶”」

愛知民医連に加盟している北医療生協の事業所で戦争体験を語り継ぐTikTokアカウントができました。
ぜひご覧ください!

模索し続けた継承方法

戦争を知らない世代の増加や戦争体験者の高齢化により、“戦争の記憶”を継承していくことが難しくなっています。その中、くらしの委員会では、戦争を知らない世代に戦争の記憶をつなぐ方法を模索し続けました。

遠いところにあるイメージを乗り越える

くらしの委員会で効果的な継承方法を議論する中で、「戦争は少し遠いところにあるイメージ」を乗り越えて、自分事として捉えることができるような内容を伝える方法として、若者が使っているTikTokに挑戦することにしました。

あの日、あの時の日常に想いを馳せる

戦争を自分事として捉えてもらう動画作成にあたり、戦争の悲惨さだけに注目することでリアリティが無くなってしまわないようにしました。戦時中の今と変わらない日常生活を知り、戦時中の「あの日あの時の日常」に想いが馳せられる動画にすることに力をいれています。

まずは、戦時下の食事

では、戦時下の日常生活に想いを馳せる内容として何が良いかを委員一同考えました。そこ出たのが「食事」でした。開戦から終戦までの間に食糧難が進み、穀物や植物の茎、時には昆虫も食べていたことを知らせることから始めています。今後は、語り部さんの協力を得ながら、生の戦争体験の発信に向けて準備をしています。