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医師への道

みなさんはどうして医学部をめざそうと思いましたか?どんな医師になりたいですか?医師をめざす医学生のみなさんにインタビューしてきました!

医学生インタビュー

山口大学 Y.Eさん

①医師をめざすきっかけはなんでしたか?
父親が医師として働いていたので、男性女性の差がなくて働ける場として勧められたことです。あとは、中学生時代にお世話になっていた先生に、高校2年生になった時に将来のことを相談したら、医者になったらどう?と提案されたことも理由の一つです。
②医学部に入ったらこれだけはやっておけ!と思うことはありますか?
国立大学であれば1年生のうちは時間に余裕があると思います。でも合格後はのんびりしてしまって、あっという間に時間は過ぎていきます。今のうちに大学生になったらやりたいことリストを作って、(それが勉強のためのモチベーションにもなるし)合格後はそれを一つずつ実行するのがいいと思います。医学部は思ったより意外に忙しくありません。最初のうちに趣味に部活に、と忙しい生活をして、時間のやりくり上手になるのがいいと思います。医学部生活は6年間と長いので、新しいことを始めるなら1年生からがいいと思います。長い目で成果が期待できます。
③医学生活でつらいことは?
医学生活に限ったことではないかもしれませんが、私は試験、バイト、部活、バンドサークル、の活動で忙しくてこなすだけになってしまい、何が楽しいのかわからなくなってしまっていました。病院実習もこなすだけになってしまって、その科に興味があるのか考える間もなく2週間がすぎてしまうこともしばしばです。立ち止まって自分は将来何になりたいのか考える時間が必要です。
④あなたの医師像はなんですか?
医療界は特殊な世界です。他職種の友達との関わりを大事にして社会性のある医師になりたいです。たくさん勉強して、「あの先生なら任せられる」、信頼される存在になりたいですね。
⑤震災、原発事故で何を感じましたか?
今何をするべきか考え、実行できる人になれるかどうか。おかしい、と思ったことを世に訴える勇気を持てるかどうか。自分に問う機会になりました。
⑥つどい、奨学生活動の魅力について教えてください。
全国の医学生と話せる場所があることです。違う場所で、それぞれが高いモチベーションを持って活動していることを知るのは刺激になります。
一人ではできないことも、奨学生の活動としてならやりたいことを実現できること。具体的には岩国基地の見学や、周辺住民の騒音被害の実態調査、水俣病検診の見学、手伝いなどを経験することができました。どれも個人では実現が難しい活動だと思います。
⑦医学生として、医師として大事にしていきたいことはなんですか?
医師に求められることがどんどん大きくなってきているので、情報のアンテナを高くしておきたいです。一方で、そんな社会の中でも自分を見失わないようにしたいです。

福井大学 K.S君

①医師を目指すきっかけは?
小学校の友人が医師を目指していて自分もなんとなく…。高校生になって、医師もいいなと思ったので。
②受験の時につらかったことは?
現役の時は、部活と勉強の両立するのがつらかったです。高校の時からラグビーをやっていて、部活終わって帰ってベッドにバタンキューということもありました。高校生は中間試験・実力試験・期末試験とあって、再試もあるんだけど中間の再試が実力の直前で試験範囲も違って。3年生になるとそのパターンにも慣れてきたんですが、辛かったですね。
③医学部に入ってよかったことはありますか?
勉強ばっかりやっていると人ばかりだと思っていたんですが、楽しい人や個性的な人も多くいて思った以上に楽しい学生生活を過ごせています。
④医学部に入ったらこれだけはやっておけ
入学前の受験勉強で習慣付いていたものが、1年目でだれてしまって、2年目になると解剖とかの勉強が大変でした。勉強の習慣はなんとかもっていないといけないと痛感しました。
⑤医学部の学生生活で辛いこと
福井は田舎なので車がないとつらいことですね。生活ができません(笑)1年目に車の免許証をとるべし!
⑥将来の医師像は
前から思っていることは「いのちの差別はしない」ということです。医師になろうと思ったことのきっかけにもなっています。妊婦の救急のたらい回しの報道などみてこれではいけないと強く感じ、産婦人科医になろうかとも考えています。
⑦震災・原発事故の時に将来の医療者として何を感じたか
チェルノブイリハートの映画みて、心臓疾患・甲状腺癌・奇形などみて、許せないと感じました。医師としては患者がいなくなったら自分の存在意義はなくなるのだが原発は許せないと思います。
⑧つどい、奨学生活動の魅力は
勉強になるけど、なんといってもいろいろな人と交流できることが魅力です。他の大学の人と勉強や悩みを話せることも大きいです。
⑨医学生として医師として大事にしていきたいこと
常に医療の問題は社会の問題から発生するので、社会の問題に目を向けていくことが大事だと思っています。

鹿児島大学 S.Kさん

①医師をめざそうと思ったきっかけは?
祖母が、がんになって何度も入退院を繰り返すのを見て、何か力になりたいと思ったからです。私自身も体が弱かったので、病院に行くことが多くて恩返しをしたいと思ったからということもあります。
②受験期間中に辛かったことはありますか?
特に浪人中ですが、勉強しているのに成績が上がらなかったことが辛かったです。同級生は、楽しい大学生活を送っているのに自分は勉強しなければいけなかったので。
③医学部に入ってよかったことはありますか?
同じ志を持った仲間と一緒に勉強に励めることです。自分の夢に一歩ずつ近づいてると実感できています。
④将来の医師像は?
患者さんの伝えたいことをしっかりと聞き、コミュニケーションをとり、自分に伝えてもらえるような医師になりたいと思っています。
⑤震災・原発事故の時はどんなことを感じましたか?
正直、こわいな、と思いました。でも誰かがやらなければならないし…。その時自分は進んでそのような場所にいけるのかな…、と考えました。
⑥医学生として医師として大事にしていきたいことはなんですか?
世の中の弱い立場にある人々を守ることの出来る人になりたいと思います。